伊豆市長選は、ともに新人の元市議鈴木正人さん(53)、貿易会社社長の山田克夫さん(76)、四選を目指す現職菊地豊さん(61)が立候補し、十九日の投開票に向け論戦を繰り広げている。各候補の横顔を紹介する。 (杉原雄介)=届け出順 ◆鈴木 正人(すずき・まさと)さん 53 無新 愛犬と触れ合い癒やし 「『菊地市政の十二年で何も変わってない』と嘆く市民の声が多い。まちの活力を取り戻したい」と市長選に初挑戦。事業費がかさむ中学校統合を見直し、新型コロナウイルスの影響に苦しむ観光業への支援拡大などを訴える。 静岡大中退後は自動車部品製造会社などに勤めた。中学校統合を含む「文教ガーデンシティ構想」に疑問を抱き、二〇一六年の市議選で初当選。一七年の議会では同構想の予算案を否決に追い込んだ。 「子育てや、母を介護した経験が生きている」と教育や福祉政策にも注力。「市議として多くの人と接したが、みんなまちづくりのアイデアを持っている。市長になったらうまく拾い上げたい」と語る。 六頭の愛犬と散歩などで触れ合う時間が癒やし。「みんな性格が違ってかわいい。家族の中で犬たちが、自分のことを一番分かってくれるかも」と笑う。妻、三人の娘と五人暮らし。 ◆山田 克夫(やまだ・かつお)さん 76 無新 全国の問題ブログ発信 「伊豆は産業が少なくお金がないのに、優雅な運営をしている。節約しないとやっていけない」との思いで出馬。前回選は目の手術の影響で断念、四年越しの挑戦となる。 栃木県日光市出身。同県立宇都宮工業高卒業後、日立製作所社員を経て、コンピューター会社や貿易会社の社長を務めた。「経営者として能率アップに励んできた」経験を市長として生かすため、市職員や市議の人数減、市長給与削減などによる市財政の支出抑制を掲げる。 移住者視点で問題だと考えるのが「信号が一つもなかったり、荒れている道路があること」や「医療のレベルが低いこと」。ボランティアも活用した道路環境改善や、病院のレベル向上を通じて「魅力あるまちをつくりたい」と訴える。 気分転換はブログ執筆。「一番興味がある」という政治や原発問題、全国の事件などについて思いをつづる。一人暮らし。 ◆菊地 豊(きくち・ゆたか)さん 61 無現<3> 自公 自転車走らせごみ拾い 少子高齢化が進む中でも経済活力を維持するため、中学校統合や外国人客をターゲットとした観光振興を主な政策として主張。「四期目では市の将来方向を固めたい」と意気込む。 防衛大卒業後、陸上自衛官に。モザンビークでの国連平和維持活動やドイツ駐在などを経て、「大きな夢」だった連隊長も務めた。 「大好きな故郷を活性化するのが最後の仕事」と二〇〇七年に退職、翌年の市長選で初当選。三期十二年では「『他の自治体もやってるから』と後追いで政策に取り組むようでは、伊豆の体力がもたない」と、他に先んじて空き家対策などに力を入れてきた。 趣味は、東京五輪・パラリンピック開催が決まった一三年から始めた自転車。ロードバイクにかごを取り付け、ごみを拾いながら一時間ほど市内を走る。「走ってる間は仕事を忘れられるし、内臓脂肪も減った」とうれしそうに語る。妻と二人暮らし。 関連キーワード 静岡 logo-en-hatena logo-en-twitter logo-en-facebook logo-en-line 関連記事ピックアップなぜうその報告 答えず 川口いじめ直接謝罪 元校長メモ読み上げ「深く反省」首都圏ニュース(2022年1月7日)窪塚洋介さんが築いた離婚後の家族の形 子どもを尊重…今の妻も前の妻も一緒に小池都知事が本紙に語った危機感「駐車場にコンセントさえない」、コロナ「敵が入れ替わった」社会(2021年12月29日)技能五輪Road to Tokyo レストランサービスの“若き匠”金メダルへの猛特訓に密着AD(TOKYO MX on 東京新聞)精子取引トラブルで訴訟「京大卒独身日本人と言ったのに…経歴全部ウソ」精子提供者を女性が提訴 全国初か社会(2021年12月27日)徳川家康「しかみ像」は慢心の戒めに描かせたのではなかった? 三方ケ原の負け戦(いくさ)とは無関係とする新説首都圏ニュース(2022年1月4日)「公式|SUBARU」新車購入資金クーポン最大30万円当たるキャンペーン実施中!AD(株式会社SUBARU)【脳は若返る】70代で脳年齢30才以下になる人続出中の「スマホ脳トレ」が話題AD(株式会社Art of Memory)Recommended by
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